結婚を機に
バングラデシュを離れて日本で暮らすことになり
二人の子供を日本で出産し
子供たちは幼稚園や学校に通うようになった。
優しくて、家族をとても大切にする同国人の夫は
朝早く仕事にでかけ、夜遅く帰ってくる事が多い。
そんな日本での暮らしに寂しさや不安をかかえながらも
なんとかがんばっている。
そんな彼女の誕生日。
小さなプレゼントを持って、、。
(ケーキはご主人が用意)
3月11日の大震災と続く原発事故後の
放射能汚染の危険性を考えると
子供たちのためにバングラデッシュに帰った方がいいのか、、と迷う日々。
お祝いにかけつけた、在日バングラデッシュ人の友人夫妻からも
”日本は大丈夫でしょうか?”と聞かれた。
”大丈夫”とは言えない。
ある意味、かなりの覚悟が必要だ。
だけど夫を日本に残して
衛生、医療面の遅れと治安に不安が大きいバングラデッシュでの暮らしを
彼女と子供だけで継続できるかというとかなり難しい。
美味しいバングラデッシュ料理を楽しみながらも
これからも日本で暮らすということは
目に見えない敵との戦いを今後ずっと続けて行かなければ
ならないのだという重さが悲しい。
日本が、そして世界中が脱原発を選択するように祈り続ける!